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9508〝金木犀〟この時期になるとそろそろ香り始めるのかなと心待ちにします。
毎年のことながら、気付けば秋風に乗って爽やかで甘い香りがし始めて、
雨とともに一気にしなくなって、
そしたら冬の足音がそこまで来ていて。
毎年の風物詩のようなものですね。
この香りが苦手な方もあるのでしょうが、
個人的には懐かしい記憶を呼び起こす香りです。

小学校には〝金木犀〟とともに〝銀木犀〟が並べて植えてありました。
大きく毎年まるく剪定されていた光景が思い出されます。
子どもたちはオレンジ(金木犀)と白(銀木犀)の花を
無惨にも大量にもぎ取り遊び道具にしていましたが。(私も含めて)

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〝金木犀〟と〝銀木犀〟その違いは?と調べてみました。

花言葉は…
〝金木犀〟:謙虚、陶酔、高潔、初恋
〝銀木犀〟:初恋、高潔

さらに、モクセイ科モクセイ属の金木犀と銀木犀は、
それぞれ中国名では「桂花(けいか・けいふぁ)」と呼ばれ、
原生である中国では、「桂花の開花は幸福が来る」と言われていて、
「気高く尊い・しとやかさ・大いなる名誉・友好」
といった意味合いを持ち、お祝いのシンボルになっているとか。

そして思い出されるのが、
日本でも本格的な中国料理屋さんへ行くと置いてある
「桂花陳酒」(白ワインに金木犀の花を3年程浸け込んだ中国ワイン)
味わって〝金木犀〟を楽しむのもいいかもしれません。

季節を味わう、これも大人の嗜みですね。

 

院長より。。。

特定の香りである思い出がよみがえることを「プルースト現象(効果)」と呼びます。
金木犀の香りは、プルースト現象を起こす代表的な香りです。

金木犀の香りに、「トイレ」を思い出す世代、「恋い」を連想する世代、
はっきりと分かれるのは興味深いところです。
ちなみに、あなたはどちら?(意地が悪くて、すいません。。。)

 

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