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新しい本が数冊、待合室に入りました。
今日はその一つをご紹介します。

さぷーる本
SAPEURS(サプール)

???という方も多いはずです。(私もそうでした)

コンゴにあるファッションの一種、サップ(SAPE)。
SAPEとは、フランス語で「お洒落な優雅な紳士たち」という意味の
「Société des ambianceurs et des personnes élégantes」の頭文字を取ったもので、
そんなサップ(SAPE)を楽しむ人々をサプール(Sapeur)と呼ぶのだそうです。

コンゴ共和国(中部アフリカ)の〝おしゃれ集団〟と呼ばれる彼ら。
1880年から1960年コンゴ共和国はフランスの植民地でした。
フランスの「エレガントで洗練された着こなし」に憧れたコンゴの人々が
サップを始めたと言われています。

稼いだお金のうち40%を服につぎ込むサプールもいるとか。
生活感と無縁のように見えるサプールたちですが、
お洒落をする日が終わってしまえば翌日からは食事や選択に必要な水をバケツに汲みに行くような生活が始まります。
サプールはこう言います。
「サプールをしている間だけは辛い生活を忘れることができるんだ。」
サプールたちは決して闘いません。闘ってはいけないのです。
「武器を捨て、エレガントな装いをしよう!」
サプールたちは、お洒落をすることへ強いこだわりを持つだけでなく、武器を持たずに平和を願う生き方を貫いています。

SYUUDAN

最初は婦人科なのになぜこの1冊?とも思いましたが、
読んで(見て)みて世界にはまだまだ知らないことがたくさんあると、
また一つ新しいことを知り得て良かったと思いました。

待合室でのほんのひとときに、
新しい世界🌍をのぞいてみませんか。

 

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